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水素は元素の中で最も小さく、宇宙で最も多く存在します。
水素は人体を構成するうえで最も重要な元素の1つで、全体の約60%を占めています。(元素数比)
水素は人体の中でもほとんどが水として存在していますが、他にもタンパク質や脂質の材料として、さらに生命の設計図と呼ばれるDNAで重要な働きをするなど、まさに私たちの生命活動に欠かせない物質なのです。
水素がなければ生きられない
私たちのからだは、およそ60兆個の細胞からできています。
細胞は、人間を含めた生物の最も基本的な構成単位で、
私たちの生命活動の源となっています。
一方、水素は元素の中で最も小さく、最も多く存在するもので、
人体を構成する元素数の約60%を占めています。
それでは私たちにとって身近な水素には、どんな働きがあるのでしょうか?
まず一つめは、私たちが生きるために必要な“エネルギーの素”としての働き。
二つめは、増えすぎるとからだに悪影響を及ぼす
活性酸素を消去する“抗酸化”の働きです。
これから、この二つの水素の働きについて詳しくみていきましょう。

ENERGY
エネルギー産生
エネルギー産生の秘密①
エネルギーって何?
「エネルギーに満ちあふれた」、あるいは「エネルギー不足」など普段なにげなく使っているエネルギーという言葉。
その実態は一体何なのかをご存じですか?
私たち人間を含むすべての動植物は、すべての細胞でATP(アデノシン三リン酸、Adenosine TriPhosphate)という
高エネルギー物質を作り、生命活動をおこなっています。
このATPこそがエネルギーなのです。
エネルギーはどうやってできるの?
細胞は、私たちが生きるために必要な“エネルギーを作る工場”です。
そして細胞の一つひとつには、数百から数千ものミトコンドリアが存在しています。
呼吸から取り込んだ“酸素”と、食事の栄養素からとりだした“水素”を細胞内のミトコンドリアで燃焼させることで、ATP(エネルギー)と体温がつくりだされ、私たちは生きていくことができます。
つまり、水素は“エネルギーの素”なのです。

エネルギー産生の秘密②
ミトコンドリアを元気にする水素
人間を車に例えたとして、車を動かす仕組みをみてみましょう。
車を動かすためには動力(エネルギー)が必要で、動力はエンジンによってもたらされます。
そのエンジンが動くためには燃料が必要です。
人間のからだでは、動力(エネルギー)にあたるのがATP、エンジンはミトコンドリア、そして燃料は水素となります。
水素燃料の自動車が話題になっていますが、人間の細胞においてもエネルギーを生み出す源は水素なのです。
いくら高性能なエンジンを装備していても、燃料がなければ動くことはできないのと同様、ミトコンドリアが効率よくエネルギーを生み出すためには水素が必要です。
水素を補給することで、細胞内のミトコンドリアで絶えずATPが生み出され、エネルギー不足といったことはなくなり、代謝が飛躍的に向上します。
ミトコンドリアが元気に活動するためにも、水素は不可欠なのです。

ANTIOXIDANT
抗酸化作用
抗酸化の秘密①
酸化のアレコレ
皮をむいたリンゴをそのままにしておくと、切り口が茶色く変色していくのは、物質が空気中の酸素によって「酸化」してしまうからです。
また、それと同時に物質から水素が奪われる反応でもあるのです。
釘などの鉄が、次第にサビていくのも「酸化」なのです。
私たちのからだがサビる?!
健康であるということは、ひとつひとつの細胞が元気であるということ。
しかし、年齢とともに細胞は酸化していきます。
酸化によってサビた細胞のはたらきが低下すると共に、細胞の数は減少していきます。
つまり細胞の酸化が老化を引き起こし、さまざまな生活習慣病の原因ともなります。そして、からだの“サビ”=“酸化”は「活性酸素」が原因といわれています。

抗酸化の秘密②
酸化の原因、活性酸素ってな~に?
細胞がエネルギーを作る際に、副産物として発生するのが「活性酸素」です。
適量に作られた「活性酸素」は、ウィルスや細菌の体内への侵入を防ぎ、殺菌・消毒作用で、私たちの身を守る強力な武器として役立ってくれます。
過剰に活性酸素を発生させる社会環境
過激な運動やストレスはもちろん、紫外線やたばこ、排気ガスなど生活環境が原因で、体内では過剰な「活性酸素」が生み出されます。
必要以上に作られた過剰な活性酸素が、「悪玉活性酸素」となって「からだのサビ」の原因となる酸化を引き起こすといわれています。
つまり、活性酸素の「量」が問題なのです。
現代社会に生きる私たちは、常に、活性酸素の恐怖にさらされているのです。

抗酸化の秘密③
酸化に対する「抗酸化」
酸化によって、からだがサビるのを防ぐことを「抗酸化」といいます。
活性酸素がたくさん発生する環境に生きる私たちが健康でいるためには、体内で過剰につくられた活性酸素を抑える必要があるのです。
水素は、活性酸素と結びついて、水となって体外へ排出するはたらきがあるため、安全に体の中から有害な活性酸素を取り除くことができるのです。
サビない生活をするには、悪玉活性酸素を吸収してくれる頼もしい味方の「水素」を効率よく摂るのが大切なのです。

HYDROGEN
水素の秘密
水素の秘密
健康と若々しさの秘訣は“水素”にあり
私たちは、年齢とともに細胞の数が減少したり、はたらきが低下したりして、
からだの機能を一定に保つことができなくなります。これを一般には老化現象と呼びますが、
老化は誰もが避けて通れません。しかし、老化のスピードを穏やかにすることはできます。
健康と若々しさのカギは細胞が握っていて、その細胞を健康で元気にするのが水素です。
これまで見てきた水素の特長をおさらいしてみましょう。
水素はエネルギーをつくる素
私たちが生きるために必要なエネルギーを作るときに必ず必要となる水素は、細胞を元気にします。

水素は安全な抗酸化物質
水素はもともと体内に存在する物質だから安心です。
さらに水素は活性酸素と結びついて、水となって体外へ排出するため、安全に体の中から有害な活性酸素を取り除きます。

水素をからだの内と外から効果的に取り入れて、細胞を活性化させておくことが、
若々しさを保ち、老いにくい健康なからだをつくる秘密です。

小さな水素に大きな可能性
水素は原子番号1番。
最もシンプルな構造を持つ「水素」は軽くてほかの分子と結びつきやすい変幻自在な元素です。
そのような特徴を生かして、家庭用から産業用まで、水素は幅広い場面で使われています。
私たちに身近な場面では、農産物の肥料や家庭用燃料電池(エネファーム)などに使用されています。
医学分野においても、水素ガス吸引などが様々な疾患に活用し始められています。
また、エネルギー分野では、水素はクリーンでハイパワーという特徴から、燃料電池自動車や発電などに活用されています。
近い将来、環境に負担をかけない代替エネルギーとして期待されています。
水素は分野を問わずに幅広い可能性を秘めています。
水素発見から250年、改めて水素の可能性について考えてみてはいかがでしょうか。
アッチェの水素との出会いについて読む